ご覧いただきありがとうございます。
軽旅トク(@karutabi)です!
今回は4年愛用しているフロアレステントの紹介です。
SixMoonDesigns「デュシュッツプラスタープ」。
ULテントと言えばこれってくらい有名で、使いやすいテントです。
良ければ最期まで御覧くださいませ。
SixMoonDesigns / Deschutes Plus Tarp(デュシュッツプラスタープ)
商品詳細
重量 | 450g(ポール含まず) |
収納サイズ | 33cm X 10cm |
定員 / ドアの数 | 1名 / 1箇所 |
フライ材質 | フライ:30D Silicon Nylon ネット:20D No-see-Um |
価格 | ¥51,700円(税込) |
一人用の超軽量フロアレステントです!商品名にタープって入っていますがしっかりとクローズできるULテントです。
フロアレスだと虫とか心配になると思いますが、デュシュッツプラスタープならある程度大丈夫。周囲を囲むようにメッシュが付いているので飛ぶ虫はブロック!
かなり使いやすいテントだと思います!
*追記
紹介しているモデルと最新版では細かい部分が改善されていたりします。
なぜデュシュッツプラスタープを購入したのか?
キャンプから登山にシフトしていく過程で、フロアレステントっていう選択肢もありかなと思うようになりました。
それまではテントはダブルウォールで快適性重視の2人用!これが最適って選んできていました。しかし、フロアレスにすることで設営・撤収の簡略化に繋がりより登山に時間を使えるようになりました。
あとフロアレスにしてみて意外な変化は、土や汚れに対して寛容になれたことです。フロアレスにするまでは、性格的にテントの中に砂や虫が侵入することに抵抗がありました。使っていくうちに自分の許容範囲が広くなり、無駄なストレスが減ったのを実感しました!
デュシュッツプラスタープは私の考え方をガラッと変えてくれたテントのひとつです。
デュシュッツプラスタープの購入方法は?
SixMoonDesignsの取扱店はかなり多いので、アウトドア用品の実店舗でも見かけることは多いと思います。ガレージブランドや海外メーカーのテントの中ではかなり買いやすい類だと思います。
個人的にオススメの購入方法はYahoo shopping経由です。
私が購入したときは30倍ポイントキャンペーンとかで18000円分くらいポイントをゲットしてました。いろんな条件が重なる必要はありますが、販売価格の20〜30%還元はめっちゃ美味しいです!
テントと付属品はこんな感じです
テント本体、専用スタッフバッグ、張り綱が付属しています。
また設営するためには、ペグが最低6本とトレッキングポールや専用カーボンポールなどが必要、忘れずに持ってきましょう。
スタッフバッグは大きめに作られているので収納もらくらくです!
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重さを測ってみるよ!
デュシュッツプラスタープの実測値は504gでした。
軽旅の場合は設営にトレッキングポールとペグ6本使用しているので、ざっくりと800gぐらいになります。
めっちゃ軽いですね!
デュシュッツプラスタープの設営方法を紹介
テントをざっくりとひろげる
イメージとしては三角形になるような感じでデュシュッツプラスタープを広げていきます。
まずは3点ペグダウン
左右と後ろの頂点をペグダウンしていきます。このときかっちりではなく大体の位置で大丈夫です。自立させたあとに位置調整・テンション調整したほうがキレイな張り姿にしやすいです。
ポールを入れて立ち上げ
トレッキングポールを110cmくらいにして垂直ではなく斜めに差し込みます。
高さについては自立後に再調整が可能です。
残りの3点ペグダウン
まずは正面のペグをダウンしてガイラインに引っ掛けます。テンション調整はある程度で大丈夫です。
残りの後ろ側2点をペグダウンすることで立ち上げは完了。
テンション・ペグ位置調整
慣れないうちは1発で綺麗に張り姿にすることは難しいです。自立させたあとに調整していくことで簡単にピン張りできます。
テント生地自体がシルナイロンで伸縮性があるので、設営して1~2時間後とかに再度テンション調整するとより綺麗な張り姿になります。
快適性を上げる使い方
フロント部の張り綱変更
フロントのテンション調整は最初からついているものでも可能ですが、少し使いにくかった。
なのでアウトドアショップにおいてあるコードロックの大きめのやつに変更しています。
これで正面にテンションを掛けるのがかなりやりやすくなります。
*追記 張り綱変更方法
フロントガイラインを変更したり、ドローコードを装着する方法を簡単に記載しておきます。
まずは、既存のガイラインを外していきます。①の結び目を外し、②のコードロック部分を抜きます。
写真の赤丸部分は最新モデルだとガイラインに結ぶ形に変更されていますが、作業は同様です。
ガイラインを固定する部分に小型のカラビナ+コードロックで、軽旅はすこしカスタムして使いやすくしてあります。
あとは外したときと同じく新しいガイラインを通して、①で結ぶことで交換は完了です。
フロアにはエマージェンシーシートを
デュシュッツプラスタープはフロアレスなので、地面にスリーピングマットを直に置くのか、フロアシートを1枚広げるかする必要があります。
私はSOLのエマージェンシシートの少し頑丈なものを、フロアシートとして使用しています。
実際3年はエマージェンシーシートをデュシュッツプラスタープやニンジャシェルターで使用していますが、穴開きもなく使えています。
気温が下がりすぎて寒いときは体に巻きつけることで保温にもなるのでUL的に気に入っています!
公式から発売されているタイベック製のシートもあったりします。
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シーム処理を行う
デュシュッツプラスタープは出荷されている状態だと、縫い目が防水加工されていません。そのままで使えないことはないですが、できればシーム処理したほうが良いです。
デュシュッツプラスタープはシルナイロンという滑りやすい生地なので、専用のシーム剤を使用します。
やり方は簡単で天井部などの縫い目があるところにシーム剤を塗り塗りしていくだけです。
デュシュッツプラスタープは縫い目の箇所がそこまで多くないので1時間もあれば終わると思います。
作業をするのはできるだけ天気のいい日にしましょう!乾燥まで最低でも半日はかかるので。。。
ガイラインでテント内スペースをより広く
登山とかでトレッキングポールを持っていくと2本もっていくことがほとんどだと思います。1本はテントポールにして、もう1本はガイラインを使って居住スペースアップに使っちゃいましょう!
オススメは自分の頭がくる側をガイラインで引っ張ることです!頭側だけでも引っ張れば、寝返りをうた時テントに頭がついて冷たい思いをすることもないですよ!
GEERTOP ガイロープ ロープ パラコード タープロープ テントロープ ガイライン 張り綱 4mm 6本 反射材 アル…
ソラチタニウムギアのガイラインアダプターとの相性が◎
SOLA TITANIUMGEARから発売している、ガイラインアダプターを使用することでデュシュッツプラスタープがより快適・安全になります。
ワンポールテントは構造上風に揺られやすいです。しかし、ガイラインアダプターを使用することで横揺れに強くなり倒壊のリスク現象!また風で揺れることがないのでテント内の結露雨が降ることもなくなりました。
他にも色々使えるので、購入できるならぜひオススメのギアの一つです!
詳細な紹介は別記事で行っています。
デュシュッツプラスタープを使用して感じること
メッシュがかなり優秀
テント下部をぐるっと覆うようにメッシュが付いていることはかなりのメリットになっています。
- 飛ぶ系の虫はシャットアウト
- テント内の換気・通気性アップ
- 周囲の状況を把握できる
フロアレステントを選択する際に気になるのが虫。デュシュッツプラスタープはほかのフロアレスに比べてかなり虫の影響は少ないです。飛んでくる虫はメッシュで防御!しかし、地を這う系はメッシュの隙間からどうしてもくるので我慢です。。。
メッシュ部分が多いので、夏場でもかなり涼しく使用可能です。
また換気を常に行っている状態なので、テント内でも調理もある程度可能です。山行で雨に捕まっても、デュシュッツプラスタープのなかはかなり広いので調理も困ったことはありません。
設営・撤収がかなり早い
デュシュッツプラスタープの設営は慣れてくると、3分あれば各自に立ち上げることができます。
設営が早いということは撤収も同じくで、撤収は1分で余裕です。構造が簡単なのでできることですよね!設営・撤収が早いのでその他の行動に時間を避ける点でも気に入って使用しています。
雨の日の撤収とかでもデュシュッツプラスタープをバックパックの外側に入れることにすれば、他の荷物は濡らすことなくパッキングが可能!
デュシュッツプラスタープの乾燥が簡単!
生地がシルナイロンなので乾燥がめちゃくちゃ早いです。
実際にテント泊登山で使うときも、濡れたままバックパックの外側にくくりつけて乾燥させることがほとんどです!キャンプ地で絶対に乾かさないとっていうのがなくなったので気軽で大好きです。
デュシュッツプラスタープは結露しにくい
デュシュッツプラスタープは構造上結露がしにくいテントと言えます。通常のシングルウォールテントだと結露からは逃げられませんが、デュシュッツプラスタープはメッシュ部分が多く換気が常に行われるので結露自体が非常に少ないです。
また結露が発生しても下部のメッシュ部分が水滴を吸収してくれているので、気にならないです。
冬場は流石に寒い
デュシュッツプラスタープは見た目からも想像できると思いますが、保温性に乏しいです。
常に換気しているので、ほぼ外気と気温が変わらないです。
冬場でも寝袋やマットをしっかりしていれば使えなくもないですが、風も下から入ってくるので寒いのは覚悟したほうが良いです!
まとめ
ULテント、デュシュッツプラスタープの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?
フロアレスは抵抗あった軽旅ですが、デュシュッツプラスタープのおかげでいまでは大好きになりました!
テントの軽量化の面でもかなりオススメのテントなのでぜひ検討してみてください!
こちらも合わせてどうぞ!
コメント
突然のコメント恐れ入ります。
わたしもデュシュッツプラスタープを使っているのですが、
フロント部分の張り綱の使い方が分からず自己流で使い続けておりました。
今回、張り綱が切れそうになっていたので補修したいのですが、やり方がわからず…。
お忙しい中大変恐縮なのですが、お手隙な際にブログで記事にしていただけませんでしょうか。
勝手なご連絡で誠に恐れ入ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
はるさん
コメント頂きありがとうございます。
フロント部分の使い方結構わかりにくいですよね。。
張り綱交換について簡単にですが追記いたしました。
無事交換できることを祈っております。
ありがとうございます!!
とても参考になりました!
(今までの自分の張り方が相当違うことに気づきました…)
お忙しい中、勝手なお願いに関わらず記事にしてくださり、本当にありがとうございました。
これからもブログを拝見します。お体ご自愛いただき、末永くどうか宜しくお願いします。
軽旅トクさま
はじめまして。
デュシュッツプラスタープのレビューありがとうございます。参考になります。
教えてほしいことがあるのですが気が向いたらでいいのでよろしくお願いいたします。
このテントやルナーソロの設置はペグで紹介されているものばかりで石で固定したものは見つけることができません。私はテント場では石でガイライン固定することがほとんどなので石固定できるか気になって購入に踏み切れません。。
石で固定するにはガイラインを紐に交換すればできると思いますがいかがでしょうか?
キタさん
コメントいただきありがとうございます。
デュシュッツプラスタープの各ペグダウン個所は、平らのガイラインが専用でついております。
石などで固定する場合は、専用のガイラインに石固定用の紐を追加すれば対応可能でした。
初めから岩場の場合は、ペグダウン個所分の追加ガイラインを持ち歩いております。
返信ありがとうございます。
このブログ本当に参考になりました。
少数派ですがデュシュッツプラスタープ購入します!