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軽旅トク(@karutabi)です!
今回は愛用しているULテントの紹介です。
海外メーカーSix Moon Designs の超軽量ダブルウォールテント「Skyscape – Trekker」!
トレッキングポール2本で設営し耐風性が高く、居住空間も広くかなりお気に入りです。
良ければ最後まで御覧くださいませ。
Six Moon Designs / Skyscape – Trekker (スカイスケイプトレッカー)
商品詳細
重量 | 680g (ポール含まず) |
収納サイズ | 38cm X 12.7cm |
定員 / ドアの数 | 1名 / 2箇所(サイドエントリー) |
素材 | Floor : 40D Silicon Nylon Netting : 20D No-See-Um Zipper : #3 YKK |
シーズン / タイプ | 3シーズン / ハイブリッド・ダブルウォール |
価格 | 税込73,700円 |
一人用の超軽量ULテントです!シックスムーンデザインズのテントだとフロアレスが多いですが、スカイスケイプトレッカーは完全クローズできるハイブリッド・ダブルウォールテントです。
スカイスケイプトレッカーのサイドは両方ドア且つフルメッシュなので夏場でも超快適!
地上高の最高点が二つ設けられていることで実際のスペック以上に移住性が高いのがお気に入り!
かなり使いやすいテントだと思います!
なぜスカイスケイプトレッカーを購入したのか?
フロアレスタイプのデュシュッツプラスタープを長年使用していました。しかし山での強風時に破損してしまいました。破れた範囲が広すぎたので新しいものを購入することに決定!
使いやすかったのでデュシュッツプラスタープを買い直そうかと考えていましたが、ムーンライトギアさんでスカイスケイプトレッカーを紹介されて一目惚れ!
軽量なのにダブルウォール・入り口2つ・内部空間広い。
同メーカーのルナーソロやデュシュッツプラスタープは人と被ることが多かったですが、スカイスケイプトレッカーならほぼかぶらないのも◎
スカイスケイプトレッカーの購入方法は?
SixMoonDesignsの取扱店はかなり多いので、アウトドア用品の実店舗でも見かけることは多いと思います。ガレージブランドや海外メーカーのテントの中ではかなり買いやすい類だと思います。
軽旅がスカイスケイプトレッカーを購入したのは正規取扱店舗になっている「ムーンライトギア」。実際に山に行く店員さんからの意見も聞けるので、いつもお世話になっています。
あとは実店舗が近場にない方にオススメの購入方法はYahoo shopping経由です。
15倍ポイントキャンペーンとかが期間限定で行われていたりします。条件が重なる必要はありますが、販売価格の高いテントは還元率も大きいのでめっちゃ美味しいです!
テントと付属品はこんな感じです
テント本体、専用スタッフバッグ、張り綱が付属しています。
設営するためには、ペグが最低5本とトレッキングポールや専用カーボンポールなど2本が別途必要です。忘れずに持ってきましょう。
専用スタッフバックはすこし小さめなので、ストレスなく収納したい方は別のスタッフバックに変更してもいいかもです。
シックスムーンデザインズのカーボンポールを使用する場合は116cmのものを用意しましょう。124cmのものもあるのでお間違いのないように!(ルナーソロなどは124cmです)
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スカイスケイプトレッカーの設営方法を紹介
グランドシート | SOL へビーデューティーエマージェンシーシート |
ペグ | ティックペグなどのアルミペグ |
テントポール | シックスムーンデザインズ カーボンポール |
軽旅が実際に使用しているギアを使っての設営方法を紹介していきます。
同じギアを使う必要はないので、持っているものでアレンジしてみてください。
グランドシートを広げます
SOLのエマージェンシーシートをグランドシート代わりに使用しています。
色んな用途で酷使して4年、穴すら開かない頼れるやつです!
スカイスケイプトレッカーの全長より少し短いので、設営予定場所に名一杯広げてしまいましょう。
テントを広げます
グランドシートの上でテントを一度広げます。両サイドからエントリーできるので向きを決める際は、頭の位置だけ気にしましょう。
三角形の頂点側(写真の右側)が頭が来るように設計されています。傾斜地などであれば、そのへんを意識して設営すると快適です。
3点をペグダウンする
ざっくりとした位置で良いので、ペグダウンします。後ほど微調整する可能性があるので、ペグは下まで打ち込む必要はありません。
頭側1点、足側2点だけでこの時点では大丈夫です。
テントポールを設置します
テントポール2本を用意して、テント内側に設置します。メッシュドアのファスナーは大きく開けたほうがポール設置しやすいです。
設置する場所は天井面にも床面にも補強がついているので間違うことはありません。
トレッキングポールで設置する場合は115~116cmに調整してからテントポールにしましょう!
前室用2点ペグダウンして完成!
テントポールを設置した時点で自立しています。
最後に両サイドの前室をペグダウンして作っていきます。
2点ペグダウンしてスカイスケイプトレッカーの完成です!
グランドシートが余っている部分があると思うので、折り込んでテント底面の形に整形します。この作業をしておかないと、大雨時グランドシートに水が溜まって大惨事になりますよ!
あとは張り綱のテンション調整をしてシワをなくせばバッチリです!
以前使っていたデュシュッツプラスタープと比べると、設営後の調整はかなり簡単です。やはり2ポールで形が安定しているのが大きいと思います。
設営に慣れてしまえば5分くらいでちゃちゃっと出来るようになります!
シーム処理で防水性アップ
スカイスケイプトレッカー出荷されている状態だと、縫い目が防水加工されていません。そのままで使えないことはないですが、できればシーム処理したほうが良いです。
スカイスケイプトレッカーはハイブリッドダブルウォール構造をしています。両サイドはフルメッシュのインナーとフライシート、長辺の天井はフライシート生地のみと独特の構造です。
なので天井から水漏れが発生すると即インナー内で水溜りが発生することが想定されます。
使用するのはシームグリップ
スカイスケイプトレッカーはシルナイロンという滑りやすい生地なので、専用のシーム剤を使用します。他のテントでも使用しているので使用感がありますが、効果はどれもばっちりでした!
軽旅は自宅内で仮設営して塗布していますが、外で行うのが換気・感想の面でも望ましいです。塗布した時期が梅雨だったので、諦めて自宅で行いました笑
縫い目がある部分にシームグリップを塗布していきます。本当は筆などでやると綺麗になりますが、面倒だったので指でフリーハンドで行いました!
ちょっと汚いけど自分で使うので実用性があればOK!
乾燥させる(24h) ベビーパウダー漬けにする
シーム剤が完全乾燥するまでは季節にもよりますがまるっと1日かかります!
今回部屋で行ったので半日扇風機の風で乾燥させたあと、ベビーパウダーを塗布しました。
ベビーパウダーを塗布することで、完全乾燥前に納めてもシーム処理した部分がくっつかなくなります!
まる2日晴れた日にテントを張っておくことができない人にはおすすめです!
テントを使うときはかるく流そう
後日テントを使う際には白くなっている部分を水で流すと綺麗に取れます!
収納袋からベビーパウダーのいい匂いがするのはおまけ。
スカイスケイプトレッカーを使用して感じること
フルメッシュが夏は快適
夏場の快適性はこれまで所持してきたテントでナンバーワンかもしれません。
両サイドが全面メッシュで構成されているので、締め切ってもある程度涼しく過ごせます。虫もシャットアウトできるのも助かりますね!
更にメッシュもフルオープンすることで、風を味方につけて最高に涼しくなります!
居住空間が広くて超快適!
天井高が114cmもあります。また2ポールのお陰で天井空間がスペック以上に広いです。
テント内で座っての行動なら圧迫感は全く感じません。インナーの長さも262cmあるので本当に広いです。軽旅は175cmありますが、本気で全身伸びても壁に足がつかないです。
内部結露は少ないけど発生する
スカイスケイプトレッカーはハイブリッドダブルウォールで結露自体はかなり少ないです。ただ0ではないのでそこを紹介しておきます。
足側の天井パネル部分に朝起きると結露が発生しています。
この部分だけメッシュではなく、フライシート生地1枚なのでしょうがないところはあります。しかし、テント内で結露の雨が降ることはなく滴っても下側のメッシュ部分で吸収されます。
夜中に目が冷めたときにさっとタオルで拭き取るくらいの気持ちで大丈夫です!
前室・出口2箇所は便利!
前室は2箇所もあり荷物をおいたり出来るのでかなり便利です!しかし、調理という面でみるとフライシートとの距離が近いので厳しいと思います。
軽旅の場合はメッシュパネルを開けた状態で、テント内調理をしています。テント内での火器類の使用は危険なので、十分な換気と注意を払って行いましょう。
入り口が2箇所は山のテント場でかなり役に立ちました。想定していた入り口があとから来たテントで潰されてももう1箇所あるのは本当に助かりました!
テント乾燥が少し手間かも
スカイスケイプトレッカーは使い勝手もいいし、軽くて大好きだけどテント乾燥という面でみると少し不満があります。
インナーとフライシートが一体化している構造なので、自宅で乾燥する際にちょっと干しにくいし洗いにくい!テント洗わなくてもいいんじゃないって思われると思いますが、スカイスケイプトレッカーならではの悩みで洗う回数が増えてます。
スカイスケイプトレッカーの天井頂点と頭側天井(写真右上あたり)の間に虫が入り込んで出られずに大量に死んじゃってます。。。
インナー内部に虫の侵入はまったくもってありませんが、先程の天井部分に溜まってしまうので帰宅後虫を掃除することが多いです。
冬場は流石に寒そう
スカイスケイプトレッカーは見た目からも想像できると思いますが、通気性に振り切っているので保温性には乏しいです。
常に換気しているので、ほぼ外気と気温が変わらないです。
冬場にスカイスケイプトレッカーを使用する場合は、寝袋やマットをしっかりと用意してから冬キャンプに挑みましょう!
まとめ
シックスムーンデザインズのULテント、スカイスケイプトレッカーの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?
テント軽量化したいけど、フロアレスやシングルウォールテントはなあと悩んでいる人にこそおすすめの軽量テントです!
テントの軽量化の面でもかなりオススメのテントなのでぜひ検討してみてください!
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