
ご覧いただきありがとうございます。
軽旅トク(@karutabi)です!
2022年の待ちに待った富士山の開山日。
行動制限のない富士登山ということで有給使って登頂してきました。
今回は富士登山の実際の様子をお届けいたします。
良ければ最後まで御覧くださいませ。
富士登山 吉田ルート
詳しい計画・装備などの紹介は別記事で行っております。
合わせてこちらも御覧くださいませ。
コースの詳細

ルートは吉田ルートを選択。1日目は5合目までバスで移動し、山小屋で宿泊。
仮眠を取って2日目深夜に山小屋出発。山頂で御来光を拝みます。
お鉢めぐりをしてお昼ごろまでには5合目に下山する予定です。
軽旅の登山タイムを紹介

1日目の行動時間は5時間程度。2日目は行動時間8時間程度でした。
以前行動を急ぎすぎてひどい高山病になったので、しっかりと休憩をいれてきつくなりすぎない速度で登ることを意識しました。
2022富士登山 1日目
07:30 ツアーバスに乗り込み出発
2021年に引き続き、新宿発のツアーバスに乗り込み出発。
今回もサンシャインツアーさんのフリープランを選択しました。
東京-富士山間の往復バス、山小屋宿泊料金、下山後の温泉、観光がすべてセットになって20000円切る価格設定!
私は7月平日に行ったので15000円で、お財布にもかなり優しかったです!
10:00 富士山五合目(吉田口)到着

富士スバルラインの終点、5合目に予定より1時間早くバスが到着。ありがたい!
すでに高度が2300mあるので、高山病対策で1時間程度休憩して高度順応していきます。

バスを降りた目の前にある雲上閣で食事休憩。

富士山カレーで腹ごしらえ。ここからカロリーを消費しまくっていくのでしっかり食べておきましょう。

雲上閣の3階にはコインロッカーや休憩室があるので、ここで登山前の準備をしておきます。着替えもここで済ませてしまいます。
11:20 富士登山開始

5合目を出発するところで富士山保全協力金(任意)1000円を支払います。現金だけでなくクレジット決済にも対応しているので、できるだけ協力するようにしましょう。

足の砂はここできちんと落として行きましょう。富士山に種子を持ち込んでしまわないためにも!

6合目までは緩やかな道になっています。
登山客以外にも観光客もかなりいるので、平日でもわいわいしている印象です。


ツアーの団体さんも至るとこにいました。基本的にはソロ登山の軽旅ですが、富士山ならガイドさん付きも楽しいのかなとすこし思っています!


のんびりと歩いて40分程度で6合目到着。
12:00 〜 12:10 6合目 安全指導センター

安全指導センターやトイレが立っているので、不安なことがあればここで質問しておいたらいいと思います。気象情報や登山道の状況も教えていただけます。

6合目で小休憩を入れて本格的な登りに備えます。6合目は広いので邪魔にならないところで腰を下ろして休憩。さっと出せる座布団は富士登山の必需品です!


富士山は砂利道・小石が非常に多いので気になる人は登りでもゲイターを着用したほうが良いです。パンツの裾がかなり汚れます。私は登りは暑いので降りしか着用しないですが。
12:10 〜 6合目から

6合目からは本格的な登山道に変化していきます。

7合目は次々と山小屋が現れてきます。晴れていれば登る方向を見るだけでかなりの数の山小屋を捉えることができます。

富士山の天候は急変しやすいので、今曇っていたなと思ったらすぐに晴れ間が出たり雨が降り出したりと変化が楽しいです。

山小屋が見えてくると不思議な安心感があります。
13:05 7合目 花小屋

7合目 花小屋に到着。今回の富士登山は高山病対策でかなり多めに休憩を取っていきます。
イメージとしては山小屋のベンチでは必ず毎回休憩。道中でも心拍数が上がって息が切れそうになるようなら、息を整える意味での小休憩と贅沢に時間を使用しています。
前回時間に追われて休憩をあまり取らずに登ってしまいました。頑張って御来光館まで駆け上ってばっちり高山病でしたので反省を生かしてのんびり行きます。

バックパックも降ろせるならおろして、疲労が蓄積しないように心がけます。
軽旅は汗っかきなので登っているときはベースレイヤー+バンブーシャツとかの薄着です。しかし富士山で休憩時は風が強いことが多いので保温着をかならず羽織るようにしています。
13:15 〜 花小屋から本七合目

この辺から岩場の登りがメインになってきます。軍手とかでもいいのでグローブは何かしら用意したほうがいいです。7合目の山小屋ラッシュもここからやってきます。


基本山側を歩くようにして落石を起こさないように注意します。ロープは印なだけなので持たないようにしましょう。


この日も基本ガスガスで景色はあまり見えませんでした。そのおかげで日差しは少なく体力を削られることがなかったのは幸いでした。


標高が高いのでちょっとした行動で息が上がってしまします。基本的に登りでの追い抜きはしないようにしていましたが、団体さんの休憩横のすり抜けとかはすこしペース崩しちゃってました。


下を見てもガスで全く見えない。

鳥居が見えたら本七合目到着!
14:08 〜 本七合目 鳥居荘から八合目

本七合目 鳥居荘に到着。

2900mくらいまで登ってきています。休憩も十分にしてペースもゆっくりなので高山病の兆候は今の所なし。前回は3000m超えたあたりで気持ち悪くなったので注意して進みます。

このへんまで来ると同じペースで登る人たちで一体感が出てきます。頑張りましょうとか飛び交っていました。


この辺から八合目までが個人的にはきつかった!見えてるんだけど遠いい!岩場の登りがひたすら続くのでペースを乱さないように注意します。


集中すると呼吸数が少なくなりがちなので、深呼吸を定期的にいれてます。やっぱり酸素が薄い!

八合目到着!
14:58 八合目 太子館 から白雲荘

大使館ではすでに3000m超えています。ここですこししっかり目に休憩を入れました。

山小屋でカップうどんとか食べている人もたくさんいました。

私は梅味の柿の種で塩分補給。汗を流して疲れた体に梅がしみます!まじで美味しかった!

ここからもうひと踏ん張りして本日の宿「白雲荘」を目指します。

3000m超えたくらいからちょっと登るだけで息が苦しくなっちゃいます。


白雲荘までの登りの区間はほぼガスの中でした。

砂利が非常に歩きにくい!疲れてる足だと滑って何度か転けそうになっちゃいました。

16:10 なんとか本日のゴール「白雲荘」に到着!頑張った!
宿泊地 白雲荘 (3200m)

山小屋で受付を早速してしまいます。入るときにはトレッキングポールなどは事前に畳んで袋などに入れておきましょう。検温と消毒をして部屋に案内をしてもらいます。

部屋はサイドが間仕切りで仕切られて個室形式になっていました。
荷物は足元の棚の上に置いておきます。このときに明日の朝の準備をしておくと、朝ごそごそしなくて住むので楽です。
就寝環境としては一番下にマット→寝袋→毛布という感じです。枕と就寝時用顔マスクも用意されていました。

晩御飯の準備がすぐにされたので食堂に移動します。

晩ごはんのメニューはハンバーグカレーとデザートのようかんとパウンドケーキでした。
写真左上の袋には朝ごはん用の水・クロワッサン・カロリーメイトみたいなものが入っていました。

デザートが疲れた体に染み渡りました。酎ハイを一本だけ頂いて部屋に早々に戻りました。コロナ禍でなければ山小屋の人たちと話したりして楽しいひと時を過ごすとこですが我慢。

登山靴はけっこう同じものがあり取り間違いが多いので自分のものには目印をしておきましょう!
高山病対策で食事後も一時間程度座ってストレッチなどをしてから18:00くらいには仮眠に入りました。
ご来光は04:30予定なので、01:30に起床し準備を済ませて02:00出発予定です。
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