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軽旅トク(@karutabi)です!
MSRから発売されている真赤な一体式ストーブ「ウインドバーナー」!
日本正規版を購入してまるっと2年キャンプに登山にと使ってきました。
いいところ、悪いところも見えてきたので紹介していきます。
それでは最後までご覧くださいませ。
*2022/1/13 一部加筆・修正をしています
MSR / ウインドバーナーパーソナルストーブシステム
商品詳細
サイズ | 11.5×10.7×18.1cm |
本体重量 | 465g(ガスカートリッジを除く) |
最高出力 | 1,765kcal/h |
使用可能燃料 | イソプロ |
生産国 | Made in USA |
MSRの「ウインドバーナーパーソナルストーブシステム」(以下、ウインドバーナー)。有名なジェットボイルと同じ、一体式”の調理器具です。
この製品、海外では結構前から販売されており、日本ではガス機器適合性検査をクリアするために時間がかかり、2020年4月になって万を辞して発売になりました。
日本発売前から、赤いかっこいいシルエットで気になっていたんですが輸入しか手がなく足踏みしていました。
そんな中、日本正式発売で私は即購入しました(笑)
パーツ紹介
バーナー本体、1.0Lのハードアナダイズド加工された鍋(断熱グリップ付き)、軽量ボウル、蓋、パックタオル、キャニスタースタンド。
これらのパーツと110ガス缶がスッポリとスタッキングできるよう設計されています。走ったりしても、内部がかちゃかちゃ揺れたりしないのは流石の設計だなと思います。
なぜウインドバーナーを購入したのか?
完全にウインドバーナーのシルエットに一目ぼれです!!
赤いカラー、収納時の収まり具合、組み立てたときのシルエット。もう、私の心を打ち抜くのには十分なインパクトでした。
後々機能面も調べ、風に絶対に負けない、超高燃費、100%一時空気のみ使用とかやばすぎでした!
詳しい機能面については、公式サイトや別の方が散々書いてあるのでここでは割愛します。
使い方を紹介していくよ
バーナー本体を準備する
ガス調整ピンが収納されているので、広げてあげます。
このとき保障タグが少し干渉しやすいので注意です。
*保証タグを紛失すると国内でのサポートが受けれなくなるのでご注意ください
バーナー部を持つときは、黒い部分を持つように意識しましょう。
燃焼時にうっかり金属メッシュ部触ると火傷ですので。。。
ガス缶に装着!
ガス缶にバーナー部を装着するんですが、このとき注意があります。
ガス缶をまっすぐ上向きにして装着しないと、ガスが盛大に漏れます。
上向きにして装着をしても、少しは漏れますが量がぜんぜん違います。
ガスが少し漏れるのは仕様なので、ささっと装着しましょう!
この赤いガス缶も見てるだけで、ご飯食べれそうなくらいかっこいいですね。赤好きにはたまらん!!
キャ二スターを取り付けます(推奨)
付属のキャニスターは個人的には絶対に使用するべきだと思います。
ウインドバーナーは完成形態が縦に長いので、風に煽られて転倒の可能性が高いです。
キャニスターはガス缶のそこにかちゃっと装着するだけです。
キャニスターの高さは2段階調整可能。
ライターで着火するよ
ウインドバーナーには着火装置はついていないので、ライターなどで着火します。
ガスバルブは私のであれば1週半くらい回すと、シューとガスの音が聞こえるので着火です!
昼間だと火が付いたかわかりにくいので、写真のオレンジになっている鉄線を確認するといいです。
風が吹いていても、ほぼ消えることはないので確実に着火できると思います。
あとはクッカーを置くだけ!
バーナー部にクッカーを置いて、少し回すとロック完了。
お湯を沸かしながら、ハンドルもって移動とかもできちゃいます!
これ割と使っていて便利だなと思うことが多いです。
さらにテントや木などに吊るして使いたい場合は、ハンギングキットが発売されているのでそちらを利用するといいかと思います。
気を抜いてるともう沸いている
料理の準備があるなら、サクッとしないとお湯は一瞬で沸きます。
まじで一瞬なので気を抜かずに行きましょう!
写真みたいに湯気出てたら、もう沸騰済みです。
蓋の注ぎ口が結構優秀で、溢すことはないと思います。
これでコーヒーのドリップも全然行けるので、本当によく作られていると毎回感心してしまいます!
片すのも超簡単!
水分が残っていたら、付属のマイクロファイバータオルで拭いておきましょう。
ガス缶が錆びるもとなので!
あとはタオル→ガス缶→バーナー部→キャニスター→蓋で納めて完成です。
もしうまく収まらないときは、キャニスターの向きが逆なときあったりします。
2年がっつり使った感想いろいろ
耐風性は圧倒的だと思う
登山時、テント揺れるくらいの強風でも全く問題なく使えます。
笑っちゃうくらい火は消えないし、絶対にお湯は沸くので安心感は半端ないです。
私は1泊以上で登山に行くなら間違いなく、ウインドバーナーを持っていきます。
それくらい安心感が違います。
テント内でも一応使える
この時雨と風が強いときがあり、幕内で調理しました。
推奨はできませんが、直接炎が上がるタイプではないという点。
完全1次空気のみで完全燃焼するという点で、ほかのバーナーよりは安心して使えると思います。
ただし換気は十分に行ってください。
軽くはないが、その重量分のリターン
本体重量と110ガス缶でほぼ700gあります。
この重量は決して軽くはなく、私のアルコールストーブセットなら重くても300gで収まります。
ただその重量を補うだけの、強風での耐風性能と必ず沸騰できるという安心感。
あとは驚くほど低燃費なです。110缶一つで3泊4日で朝夕お湯を沸かして、ガス缶半分以上のこっていました。
縦走で日数が増えるほど、ウインドバーナーは生きてくるのかなと思います。
ソラチタニウムギアのヒーターもつかえたよ
私の大好きなソラチタニウムギアのスーパーヒーターを、ウインドバーナーで使うことができました。
寒いときにすぐに使える、最軽量のヒーターアタッチメントです。
キャンプや登山で、少し暖を取りたいときに圧倒的な力を発揮します。めっちゃ暖かいですよ!
ただ長時間使用は輻射熱でガス缶を温めて危険なので、幕内をさっとあっためるのに私は使っています。
調理は正直不向きだけど、できなくはない!
お湯を沸かすことに特化しているので、普通の調理には使えないと思ったほうがいいです。
麺をゆでるくらいはできますが、火力が強いため気を抜くとすぐ麺がくっつきます!
無理くりこんな使い方もできますが、湯沸かしに専念してあげたいなとは思います。
いろんな五徳も試しているんですが、まだいいのには巡り合えていません。
アウトドアショップで教えてもらったんですが、ジェットボイルのゴトクがジャストフィットするようです!盲点だった!
料理するなら公式で専用セラミックスキレットが出ているので、それを使ったほうが早いです!
私もセラミックスキレット使っていますが、なかなか使い勝手もよくウインドバーナーでの調理の幅が広がりました。
フレンチプレス珈琲も楽しめるよ!
オプションのコーヒープレスキットを購入すれば、アウトドアでもフレンチプレス珈琲を楽しむことができます。
オプションキットが充実しているからいろいろできて楽しいですね!
コーヒープレスキットの紹介記事はこちらになります。
まとめ
一体型の分野では、ジェットボイルをすでに所持している人が多いと思います。
すでにあるなら、あえて買い替えるほどの必要性は正直ないです。
耐風性、シルエットに惚れたなどの理由であれば私は背中をこの記事で押してあげたい!
ジェットボイルに比べて金額が高く、なかなか購入に踏み切れないかもしれないがマジで買って損はしない逸品なので、お財布が許せばぜひ試してください!
私は本当にウインドバーナーが好みドストライク過ぎて、大満足でした!
今後も間違いなくスタメンで使い続けると思います。
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コメント
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